タイム設定ワークショップin別府 〜「時の海 – 東北」プロジェクト〜

2022年11月13日(日)に、大分県別府市で開催される『ベップ・アート・マンス2022』のプログラムのひとつとして、「時の海 – 東北」プロジェクトのタイム設定ワークショップを開催します。
『ベップ・アート・マンス』は、別府市内で文化・芸術に関わるたくさんのイベントを集めた市民文化祭で、今年で13回目を迎えます。

大分県は、NPO法人BEPPU PROJECTに招聘いただき、2006年に別府市で『Counter Voice in the Earth』の滞在制作・発表や、国東市成仏地区には住民のみなさんとワークショップを通して制作した『Hundred Life Houses』が恒久設置されている、宮島達男に縁のある場所での開催です。

タイム設定ワークショップを通して、東北への想いや大切なあの人のこと、一人ひとりの命への想いなど、宮島達男やご家族・ご友人、あるいは他の参加者と対話しながら、じっくりと想いを巡らせる時間を過ごしてみませんか?

皆様のご参加をお待ちしております。

▼「時の海 – 東北」タイム設定とは?

「時の海 – 東北」の3,000個の数字のLEDは、一つひとつが異なる速さで数字をカウントダウンしています。

「タイム設定」では、9、8、7、6 …と数字が切り替わる速さを、参加者の希望する秒数(0.2秒〜120.0秒まで)に設定することができます。
LEDの数字は、「9〜1」とカウントダウンし、「0」は表示されず暗くなり、また「9」に戻って、その動きを繰り返します。この数字の瞬きは、生命の永続性を象徴しています。

このワークショップは、タイム設定の秒数や東日本大震災にまつわるエピソードなどを宮島達男と参加者が共有する対話型のワークショップです。
参加者は、このプロジェクトのアーティストの一人として、タイム設定で一人ひとつのLEDに想いを託し、それらが集まって大きなひとつの作品となります。

ワークショップの内容:
宮島達男による作品の説明の後、記入用紙にタイム設定の数字とその数字に込めた想いや東北へ寄せる想いを書き込んでいただきます。その内容をもとに、宮島がお話をお聞きします。

※新型コロナウイルス感染症対策を行い、安心・安全の運営体制にて実施します。ただし、感染症拡大の状況によっては、開催の延期または中止の可能性があります。
※内容は変更になる場合があります。

日時: 

  • ① 2022年11月13日(日)11:00〜12:00
  • ② 2022年11月13日(日)14:00〜15:00

定員に達したため、お申し込みを締め切りました。たくさんのご応募、ありがとうございました!

会場:
B-Con Plaza(別府国際コンベンションセンター)3F 小会議室31
(〒874-0828 大分県別府市山の手町12-1 B-Con Plaza[別府国際コンベンションセンター]3F)
アクセス

参加費: 
無料

参加条件:
小さなお子様から大人まで、プロジェクトの主旨に賛同いただける方はどなたでもご参加いただけます。
※お一人様につき 1 回のみの参加です。過去、本プロジェクトのタイム設定を行われた方はご参加いただけません。

定員:
各回40名程度
※各回定員に達し次第、申し込み締切とさせていただきます。

参加方法:
事前予約制

申し込み方法:
申込フォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
※お預かりした個人情報は、事務局にて厳重に管理し、本事業の運営およびご案内のみに使用いたします。

主催:
「時の海 – 東北」プロジェクト実行委員会、Yamaide Art Office 株式会社

協力:
NPO法人BEPPU PROJECT

問い合わせ:
「時の海 – 東北」プロジェクト実行委員会事務局(有限会社宮島達男事務所 内)
TEL: 0297-21-7650
E-mail: contact@archive2023.seaoftime.org

▼関連イベント

『ベップ・アート・マンス2022』
会期:2022年10月8日(土)〜11月27日(日)

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