「タイム設定DAY」(福島・富岡町)|10/24(木)よりスタート

2024年10月24日(木)から、「時の海 – 東北」プロジェクト 有限会社宮島達男事務所 富岡町オフィスで、「タイム設定DAY」を始めます。

今年7月に開所した「富岡町オフィス」を会場に、平日に「時の海 – 東北」プロジェクトのタイム設定ワークショップに参加いただける機会として「タイム設定DAY」を始動します。
休日開催のワークショップではなかなかご参加が難しかった方など、ぜひこの機会にご参加をご検討ください。

会場では、「時の海 – 東北」プロジェクトのこれまでとこれからの活動を紹介する資料の展示や実際に作品の一部となるLEDカウンターの展示を行っています。
タイム設定では、実際にデモンストレーション作品をご鑑賞いただきながら、スタッフが本プロジェクトの活動趣旨などをご説明し、タイム設定の秒数やそれに込めた想いについて傾聴させていただきます。

タイム設定に参加をご希望の方は、「時の海 – 東北」プロジェクト公式SNS(facebookInstagram)でお知らせする「タイム設定DAY」開催日時をご確認のうえ、富岡町オフィスまでお越しください。
みなさまのご参加をお待ちしております。

注意事項

※小さなお子様から大人まで、プロジェクトの主旨に賛同いただける方はどなたでもご参加いただけます。             ※「タイム設定」は、お一人様につき 1 回のみの参加です。
※既にタイム設定に参加し参加証明書をお受け取りの方は、設定した秒数を変更することはできません。あらかじめご了承ください。
※今回は、スタッフと対面形式でのタイム設定ワークショップです。                                   

【開催概要】

日時

2024年10月24日(木):15:00〜21:00(「月の下アートセンター」オープンデー)
    10月25日(金):15:00〜18:00
    10月30日(水):15:00〜18:00
    10月31日(木):15:00〜21:00(「月の下アートセンター」オープンデー)

※11月以降の開催日時は、公式SNS(facebook、Instagram)でお知らせします。

開催場所

有限会社宮島達男事務所 富岡町オフィス 
〒979-1111 福島県双葉郡富岡町小浜中央272 稲元テナント 2号室
※「月の下」交差点横、 以前の「ベスト電器」の建物です。
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/Lo3sfrAqCF71A1bd6

参加費

無料

参加条件

小さなお子様から大人まで、プロジェクトの主旨に賛同いただける方はどなたでもご参加いただけます。
※「タイム設定」は、お一人様につき 1 回のみの参加です。
※既に「タイム設定」に参加し参加証明書をお受け取りの方は、設定した秒数を変更することはできません。あらかじめご了承ください。

申込方法

事前申込は不要です。「タイム設定DAY」開催日に直接会場にお越しください。

主催

「時の海 ー 東北」プロジェクト実行委員会

協力

月の下アートセンター

▼月の下アートセンターとは
富岡町ではじまった小さな小さな文化活動です。
誰かと一緒に何かをつくったり、はじめましての人と語り合ったり、時には黙々と1人で調べ物をするなかで生まれてくる小さなアイデア。それを形にする場所と機会をつくりたいと考え、「時の海 – 東北」プロジェクト 有限会社宮島達男事務所 富岡町オフィスをお借りして活動中。
毎週木曜日、15:00〜21:00にオープンデーを開催。「時の海 – 東北」のデモンストレーション作品の展示やART BOOKコーナー、満月をつくろうワークショップなど毎週さまざまな企画が開催されています。

Instagram:https://www.instagram.com/tsukinoshita_ac_tomioka/

問い合わせ

「時の海 – 東北」プロジェクト実行委員会事務局(有限会社宮島達男事務所 内)
TEL: 0297-21-7650
E-mail: contact@seaoftime.org

【ワークショップの流れ】

(1)「時の海 – 東北」デモンストレーション作品の鑑賞

(2)スタッフから「時の海 – 東北」の経緯や趣旨説明
   これまでの活動経緯や作品に込めたアーティストの想いなどをお伝えします。

(3)タイム設定
   記入用紙にタイム設定する秒数とその秒数に込めた想いや東北へ寄せる想いを書いていただきます。

(4)対話の時間

※内容は変更になる場合があります。

▼「時の海 – 東北」プロジェクトとは?

「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」というコンセプトに基づき、デジタルカウンターを使った作品で知られる現代美術家・宮島達男が、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承、これからの東北の未来を共につくっていくことを願い、東北に生きる人々、そして東北に想いを寄せる人々と協働しつくりあげるアートプロジェクトです。

「9〜1」とカウントする3,000個のデジタルカウンターが巨大なプールに設置される想定の作品は、3,000人の人々が関わり、LEDの数字のカウントするスピードを参加者それぞれが希望する時間に設定することでつくられていきます。2016年から東北を中心に全国各地でワークショップを重ねながら参加者と出会い、2027年の作品完成を目標に活動を続けています。
現在、参加者は2,603人となりました(2024年10月7日時点)。

▼タイム設定ワークショップとは?

「時の海 – 東北」の3,000個の数字のLEDは、一つひとつが異なる速さで数字をカウントダウンしています。
「タイム設定」では、9、8、7、6 …と数字が切り替わる速さを、参加者の希望する秒数(0.2秒〜120.0秒まで)に設定することができます。LEDの数字は、「9〜1」とカウントダウンし、「0」は表示されず暗くなり、また「9」に戻って、その動きを繰り返します。この数字の瞬きは、生命の永続性を象徴しています。
このワークショップは、タイム設定の秒数や東日本大震災にまつわるエピソードなどを宮島達男と参加者が共有する対話型のワークショップです。
参加者は、このプロジェクトのアーティストの一人として、タイム設定で一人ひとつのLEDに想いを託し、それらが集まって大きなひとつの作品となります。