東北沿岸部エリアでワークショップを開催。第8弾は、双葉町!
コロナ禍を経て、昨年より再開した対面でのワークショップ。今年は、ふたたび東北エリアを中心に、全国各地を実際に訪れ、それぞれの土地で出会った方々と直接の対話を重ねながら、様々な想いを傾聴していきます。
2023年10月14日(土)には、福島県双葉郡双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」にて開催される『対話福島2023』のオプションプログラム『with dialogue Fukushima』のひとつとして、「時の海 – 東北」プロジェクトのタイム設定ワークショップの開催が決定しました。
『対話福島』は、東日本大震災・原子力災害伝承館の上級研究員の開沼博さんが、ゲスト文化人や一般の参加者と語り合い、「伝承」の在り方や「被災と復興」の捉え方を参加者と共に考えるプログラムです。
今年度は、「つなぐ のこす 選び取る」をテーマに、ゲスト講師との鼎談、そして一般参加者を交えた対話を行います。鼎談、対話、オプションプログラムそれぞれのみの参加も自由です。
タイム設定ワークショップを通して、東北への想いや一人ひとりの命への想いなど、宮島達男やご家族・ご友人、あるいは他の参加者と対話しながらじっくりと想いを巡らせてみませんか?
みなさまのご参加をお待ちしております。
【開催概要】
タイトル:with dialogue Fukushima 2023
日時:
2023年10月14日(土)
16:00〜17:00 宮島達男タイム設定ワークショップ「時の海 – 東北」プロジェクト
17:30〜18:30 浜田真理子 with Marinoコンサート
※イベントは終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました!
内容:
現代美術家の宮島達男のワークショップと浜田真理子さんのコンサートを開催。
参加は無料で、どなたでも参加できます。参加ご希望の方は、以下のインターネット専用フォームよりお申込みください。
※『対話福島2023』『with dialogue Fukushima 2023』の詳細は、以下のWebサイトをご覧ください。
https://www.taiwafukushima.org/
◼️浜田真理子 with Marinoコンサート 全国の熱いファンに支えられて歌の旅を続ける島根県松江市在住のシンガーソングライター・浜田真理子さんと沖縄県宮古島出身のsax奏者Marinoさんのコンサート。東日本大震災後に、浜田さんがその犠牲になった方々、そして福島に生きる方々への鎮魂と応援の想いを込めて書き下ろした楽曲から、誰もが一度は聴いたことがある懐かしの昭和の名曲まで。世代を超えてどなたでも楽しめるコンサートです。 浜田真理子 official Web Site https://www.hamadamariko.com/
会場:東日本大震災・原子力災害伝承館
(〒979-1401 福島県双葉郡双葉町中野高田39)
https://goo.gl/maps/qr3Fwfv2fQxdqKdZ7
参加費:無料
参加条件:
小さなお子様から大人まで、プロジェクトの主旨に賛同いただける方はどなたでもご参加いただけます。
※お一人様につき 1 回のみの参加です。過去、本プロジェクトのタイム設定を行われた方はご参加いただけません。
参加方法:事前予約制
申し込み方法:Webの申込フォーム
申込フォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
※お預かりした個人情報は、事務局にて厳重に管理し、本事業の運営およびご案内のみに使用いたします。
主催:
with dialogue Fukushima 2023実行委員会
共催:
「時の海 – 東北」プロジェクト実行委員会
後援:
双葉町 浪江町 東日本大震災・原子力災害伝承館
特別協賛:
▼「時の海 – 東北」プロジェクトとは?
「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」というコンセプトに基づき、デジタルカウンターを使った作品で知られる現代美術家・宮島達男が、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承、これからの東北の未来を共につくっていくことを願い、東北に生きる人々、そして東北に想いを寄せる人々と協働しつくりあげるアートプロジェクトです。
「9〜1」とカウントする3,000個のデジタルカウンターが巨大なプールに設置される想定の作品は、3,000人の人々が関わり、LEDの数字のカウントするスピードを参加者それぞれが希望する時間に設定することでつくられていきます。2016年から東北を中心に全国各地でワークショップを重ねながら参加者と出会い、2027年の作品完成を目標に活動を続けています。
現在、参加者は2,284人となりました(2023年7月25日時点)。
▼「時の海 – 東北」タイム設定とは?
「時の海 – 東北」の3,000個の数字のLEDは、一つひとつが異なる速さで数字をカウントダウンしています。
「タイム設定」では、9、8、7、6 …と数字が切り替わる速さを、参加者の希望する秒数(0.2秒〜120.0秒まで)に設定することができます。
LEDの数字は、「9〜1」とカウントダウンし、「0」は表示されず暗くなり、また「9」に戻って、その動きを繰り返します。この数字の瞬きは、生命の永続性を象徴しています。
このワークショップは、タイム設定の秒数や東日本大震災にまつわるエピソードなどを宮島達男と参加者が共有する対話型のワークショップです。
参加者は、このプロジェクトのアーティストの一人として、タイム設定で一人ひとつのLEDに想いを託し、それらが集まって大きなひとつの作品となります。
【ワークショップの流れ】
- 宮島達男による「時の海 – 東北」の経緯や趣旨説明
これまでの活動経緯や作品に込めたアーティストの想いなどをお話しします。 - タイム設定
記入用紙にタイム設定の数字とその数字に込めた想いや東北へ寄せる想いを書き込んでいただきます。 - 宮島達男やプロジェクトスタッフ、参加者同士で対話の時間
記入用紙の内容をもとに、数字やエピソードを共有します。 - 誰かの想いを聴く、共有する
数字とエピソードを参加者全体で共有します。
※タイム設定の数字とエピソードの共有は、ご了承いただいた方のみ。
※新型コロナウイルス感染症対策を行い、安心・安全の運営体制にて実施します。ただし、感染症拡大の状況によっては、開催の延期または中止の可能性があります。
※内容は変更になる場合があります。
問い合わせ:
with dialogue Fukushima 2023実行委員会
E-mail:info@taiwafukushima.org
TEL:03-6303-2436 ※9:00~18:00(土日祝除く)